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お問い合せ

農林水産省登録 第15161号
農薬の種類 テトラピオン・トリクロピル粉粒剤(5.0%・3.0%) 鉱物質等(92.0%)
有効年限; 3年
包装 5kg ×3袋
化管法 テトラピオン(化管法1種)

特長

■1回の散布でクズ、落葉雑かん木、ススキ、ササ、草木類等幅広い効果が期待できます。(ススキ、ササは散布当年抑制翌年に効果があらわれます。)
■かん木、ススキ、ササの混生地でかん木防除後にススキ、ササが優先雑草となるなどの問題がありますが、本剤の使用によりこの問題の解決が期待できます。
■クズに対する効果は速く散布後3ヵ月後には株元まで枯れが進み、翌年は株径5cmまで防除することができます。

散布時期は葉が伸びる6月から秋の降霜前の10月初旬ころまでに散布してください。
朝露がある時に散布してください。

適用雑草及び使用方法

作物名 適用場所 適用雑草木名 使用時期 使用量
本剤の
使用回数
使用方法 テトラピオンを
含む農薬の
総使用回数
トリクロピルを
含む農薬の
総使用回数

ひのき
(下刈り)
すぎ
(下刈り)

コウヨウザン
(下刈り)

クズ
落葉雑かん木
ススキ
一年生及び
多年生草本
ササ類
雑草木の
新葉展開後
~生育盛期
8~10
kg/10a
2回以内 空中散布 2回以内 3回以内
無人航空機
による散布
雑草木茎葉散布
樹木等 公園、庭園
堤とう
駐車場
道路、運動場
宅地 等
植栽地を除く
樹木等の周辺地に
雑草木茎葉散布

効果・薬害等の注意

●使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
●ひのき、すぎ、コウヨウザンの下刈代行として使用し、その他の作物(果樹など)には薬害を生じるおそれがあるので使用しないこと。
●ススキ防除に使用する場合は、6~7月散布とするが、7月散布の方が効果的である。ススキ、ササ類には散布翌年に効果が現れ、散布当年の除草効果は期待できないので注意すること。
●落葉かん木に使用する場合、樹高1~1.5m以上のかん木に対しては効果が劣るので、樹高1~1.5m以下の時期に使用すること。
又、常緑かん木及び大きな切株からの太い萌芽には効果が不十分であるのでそれらの優占する所では使用をさけること。
●対象雑草木の葉が展開後に茎葉全面に均一に散布すること。なお、散布が遅れると下刈効果が不十分となるので使用時期を失しないように注意すること。
●使用量は1ヘクタール当り80~100kgを基準とし、雑草木の繁茂の程度に応じて適宜減量すること。但し、すぎ及びコウヨウザンに対しては、薬害を生じるおそれがあるので、まきむらのないよう均一に散布し、雑草木の繁茂の程度に応じて適宜減量すること。
●雑草木の群生している場所に局所散布する場合は、散布面積の割合に応じて使用量を減ずること。
●散布翌年にすぎの下葉が黄褐色に変色することがあるが、上長成長には影響は認められていない。
●散布後の降雨は効果を減ずるので、天候を見定めてから散布すること。
●風の強い日には、散布地以外に飛散したり、一旦付着した薬剤が対象雑草木の葉面から落ちて薬効が減ずることがあるので、散布をさけること。
●本剤は、空中散布の場合、ヘリコプター用微粒剤散布装置によって散布すること。
●本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ること。
○散布は散布機種の散布基準に従って実施すること。
○散布機種に適合した散布装置を使用すること。
○散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意すること。
○水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意すること。
○事前に薬剤の物理性に合わせて散布装置のメタリング開度を調整すること。
●他の有用植物には薬害を生じるおそれがあるので、付近に有用植物がある場合には、飛散してかからないよう十分注意すること。
●蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
●散布薬剤の飛散によって、自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意すること。
●本剤の使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、林業技術者の指導を受けることが望ましい。
●水源池、養魚池等に本剤が飛散、流入しないように十分注意すること。林業用に用いる場合は、河川の支流等にも十分注意すること。
●散布に使用した器具の洗浄水は河川等に流さず、容器及び空袋等は、環境に影響を与えないよう適切に処理すること。

安全使用上の注意

●本剤は眼に対して刺激性があるので眼入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいするとともに洗眼してください。
●公園、堤とう等で使用する際には、小児や散布に関係ないものが作業現場に近づかないよう配慮するとともに居住者、通行人、家畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。また散布後にあっても、少なくともその当日は散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立札を立てるなど配慮してください。
●使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。
●火災時は、適切な保護具を着用し、水・消火剤等で消火に努めてください。
●漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収してください。
●移送取扱いは、ていねいに行ってください。

魚毒性等…この登録に係る使用方法では該当がありません。
保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所。種子・肥料他の農薬等と隔離してください。

注意事項その他

●ラベルをよく読んでください。
●記載以外には使用しないでください。
●小児の手の届く所には置かないでください。
●空袋等は放置せず、環境に影響を与えないよう、適切に処理してください。